【ウィキペディアの日】この日、世界的ネット百科事典は公開された!

1月15日は以前は「国民の祝日」の「成人の日」であった他、「ウィキペディアの日」でもあります。2001年1月15日、世界の各言語で展開されるインターネット百科事典の「ウィキペディア」が公開されました。

「ウィキペディア」の前身に、ウェブ上のインターネット百科事典プロジェクトの「ヌーペディア」というものがありました。「ヌーペディア」という名称は、「エンサイクロペディア(百科事典)」とリチャード・ストールマン(アメリカのプログラマー)が始めたフリーソフトウェアプロジェクト「グヌー(GNU)」というふたつの言葉に由来しています。

1996年、誰でも読めるインターネット百科事典の構想を描いていたジミー・ウェールズ(現ウィキメディア財団名誉理事長)は、インターネット企業「ボミス(Bomis)」を創業しました。

1999年秋、ウェールズはボランティアによるインターネット百科事典を思いつきます。そして、2000年3月にウェールズは「ヌーペディア」を創設し、27本の項目数(8月8日時点)を持ち、9月で休止しました。

2001年1月2日、コンピュータープログラマの古い友人ベン・コヴィッツと話していた中で、ウェールズは「ウィキペディア」の着想を得たと言われています。この時コヴィッツが「ヌーペディア」の問題に対して、「ウィキ」の仕組みを説明したのでした。

この「ウィキ」というのは、ウェブブラウザを利用したウェブサーバ上のハーパーテキスト文書を書き換えるシステムの一種で、ハワイ語の「ウィキウィキ(速い)」が由来となっています。

当初このプロジェクトは、「ウィキ」のウェブページを「ヌーペディア」に利用するというものでしたが、「ヌーペディア」の執筆者と査読者の強硬な反対に遭います。結局、新たなプロジェクトとして「ウィキペディア」と名付けられ、独自のURLアドレス(wikipedia.com)で開始されることとなったのです。

一番最初の記事は、英語のアルファベット「U」に関するもので、アルファベットの起源とその歴史について説明したものでした。英語版の「ウィキペディア」には、最初の記事として記念ページが作られています。

2003年1月15日には、「ウィキペディア」誕生2周年として、ウィキペディアン(各国語のウィキペディア参加者)が「ウィキペディアの日」を祝って、英語版メインページのデザインを新装しました。

「成人の日」の基となった「元服」の儀式は男子の場合、大体数え年の12~16才頃に執り行われます。「ウィキペディア」も公開されてからの期間がこの時期を過ぎる頃となり、大人の域に入っています。

また1月15日は、平重衡らによる南都焼討(1181年→旧暦:治承4年12月28日)、コロンブスが最初の航海でイスパニョーラ島を出航(1493年)、イングランドのエリザベス1世が戴冠(1559年)、チャイコフスキーの『眠れる森の美女』の初演などが行われています。

ちなみに1月15日は旧「成人の日」・「ウィキペディアの日」の他に、「半襟の日」・「いい碁の日」・「アダルトの日」・「青少年育成の日」・「ひよこの日」・「お菓子の日」・「中華の日」・「惣菜の日」・「レンタルビデオの日」・「いちごの日」・「商工会の日」・「警視庁創立の日」などに設定されています。

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